根付 木箱入り 署名入り 寿正 Toshimasa - Japan - Edo Period (1600-1868)





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Description from the seller
彫り物の木製品(おそらくブナ材のツゲ、箱根材ではなくツゲ)で、江戸時代の型彫り木象嵌の奈良時代ではなく能楽の憤怒女鬼・般若が、後ろから侍を掴んで岩盤の地表を背景に、裏には二つの引手穴がある、という構図の根付。\n\n根付は暖かい蜂蜜色の木材で彫られており、細工としての江戸期の華道彫刻の標準材であるツゲに最も適合する。彫線の刻みに染み込ませた暗色のインクや染料が、髪の毛、衣文の皺、顔の細部を際立たせる。これはこの彫刻学校の典型的な仕上げ技法である。\n\n構図は二人の像を密接でダイナミックなポーズで積み上げている。上の像には長く深く刻まれた野性の髪が肩を越えて垂れ、歯をむき出し、眉間のしわの下で目が鋭く光る般若が描かれており、怒りの中で攻撃の途中に捕らえられている。片腕が下がって侍の頭部を後ろから掴んでいる。\n\n下の像は侍で、時代の帽子を着け、丸い顔立ちで、驚くべき攻撃に対して刀を抜く瞬間を捉えた描写で、すでに降参している受け身の姿ではなく、刀の柄に手を合わせて引き抜く動作がジェスチャーとして読み取れる。上着は江戸時代の人物木象嵌の深く鋭角的なプリーツで表現されている。二つの像の組み合わせは能に由来する有名な場面を想起させ、女性の執着した悲しみや怒りから生まれた鬼に侍が襲われ、抜刀の最中に遭遇する様子を描く——『葵の上』や『道成寺』などの演目がそのテーマを伝え、根付、鐔、その他江戸時代の装飾彫刻全般においても人気の題材となっている。\n\n土台は岩のように不均一で刻まれ、組み合わさった二人の動きを感じさせる。裏側には袍の背中を通る円形の引手穴が二つ見える。これは sage-mono(提げ物)を吊るすための標準的な仕様である。全体の彫刻は深く自信に満ちており、絡み合う腕と衣裳の周囲には強いアンダーカットが施され、これぞこのジャンルの優れた作品といえる。\n\nサイズ:5,6×2×6 cm
Seller's Story
彫り物の木製品(おそらくブナ材のツゲ、箱根材ではなくツゲ)で、江戸時代の型彫り木象嵌の奈良時代ではなく能楽の憤怒女鬼・般若が、後ろから侍を掴んで岩盤の地表を背景に、裏には二つの引手穴がある、という構図の根付。\n\n根付は暖かい蜂蜜色の木材で彫られており、細工としての江戸期の華道彫刻の標準材であるツゲに最も適合する。彫線の刻みに染み込ませた暗色のインクや染料が、髪の毛、衣文の皺、顔の細部を際立たせる。これはこの彫刻学校の典型的な仕上げ技法である。\n\n構図は二人の像を密接でダイナミックなポーズで積み上げている。上の像には長く深く刻まれた野性の髪が肩を越えて垂れ、歯をむき出し、眉間のしわの下で目が鋭く光る般若が描かれており、怒りの中で攻撃の途中に捕らえられている。片腕が下がって侍の頭部を後ろから掴んでいる。\n\n下の像は侍で、時代の帽子を着け、丸い顔立ちで、驚くべき攻撃に対して刀を抜く瞬間を捉えた描写で、すでに降参している受け身の姿ではなく、刀の柄に手を合わせて引き抜く動作がジェスチャーとして読み取れる。上着は江戸時代の人物木象嵌の深く鋭角的なプリーツで表現されている。二つの像の組み合わせは能に由来する有名な場面を想起させ、女性の執着した悲しみや怒りから生まれた鬼に侍が襲われ、抜刀の最中に遭遇する様子を描く——『葵の上』や『道成寺』などの演目がそのテーマを伝え、根付、鐔、その他江戸時代の装飾彫刻全般においても人気の題材となっている。\n\n土台は岩のように不均一で刻まれ、組み合わさった二人の動きを感じさせる。裏側には袍の背中を通る円形の引手穴が二つ見える。これは sage-mono(提げ物)を吊るすための標準的な仕様である。全体の彫刻は深く自信に満ちており、絡み合う腕と衣裳の周囲には強いアンダーカットが施され、これぞこのジャンルの優れた作品といえる。\n\nサイズ:5,6×2×6 cm

