编号 106174725

剑 - 玉钢 - 日本 - Early Edo period
编号 106174725

剑 - 玉钢 - 日本 - Early Edo period
江戸時代初期の無銘・懐剣(かいけん)短刀。手の中にすっぽりと収まる、懐剣として理想的な寸法と姿をしています。研ぎ上げられた刀身は健全で瑕疵(かし)なく、栗色(くりいろ)の鞘や青貝微塵塗りの柄、真鍮金具一作で仕立てられた粋な合口拵えに収められています。かつて武士や身分の高い人物が密かに帯びたであろう、愛蔵の品としての気品を今に伝えています。
Form, Workmanship and condition
懐剣特有の、小ぶりで引き締まった平造り(ひらづくり)の姿です。身幅に対して重ね(かさね)が厚く、小ぶりながらも手に取ると確かな重量感があります。無駄のない洗練された線は美しく、当時の職人の確かな技量を感じさせます。研ぎ上げられた刀身は、地鉄・刃文ともに極めて清澄な状態を保っています。地鉄は小板目(こいため)がよく詰み、潤いのある精緻な鍛え肌を見せています。刃文は明るく冴えた小乱れ(こみだれ)を基調とし、刃縁には細かな小沸(こにえ)がつき、柔らかな「足」や穏やかな「匂口(においぐち)」の変化が随所に見られる、味わい深い作行きです。茎(なかご)は生茎(うぶなかご)であり、無銘ながらも美しい栗色の古色を帯び、静かに歳月の経過を物語っています。
The mounting
本作の最大の魅力であり見どころは、江戸時代初期の合口拵えです。当時の美意識が凝縮された一作となっています。鞘(さや)は深みのある「栗色(くりいろ)」の漆で仕上げられ、柄(つか)は青貝の微塵(みじん)を散らして煌めきを放つ「黒地青貝微塵塗」が施されています。縁頭(ふちがしら)や栗形(くりがた)などの金具は真鍮(しんちゅう)で統一され、温かみのある調和を見せています。さらに目釘(めくぎ)に至るまで、通常の竹や木ではなく、金具と合わせた洋式の真鍮製ネジ止め式が採用されています。細部にまで行き届いた独創的かつ洗練された意匠からは、かつての所有者が抱いていた卓越した美意識や、現代にも通じる粋な感性が感じ取れます。
Specifications
種別:短刀(平造り)/懐剣
銘:無銘(生茎)
時代:江戸時代初期
造り込み:平造
刃長:20.4 cm
反り:0cm
元幅:22.8 mm
元重ね:6 mm
重量(刀身のみ):130 g
重量(鞘なし):180 g
Registration & Legal Documentation
当店で扱うすべての刀には、日本政府が発行した公式の登録証(銃砲刀剣類登録証)が付属しています。この登録証は、日本国内において刀身が適法に登録されていることを示すものです。なお、この登録証は刀工や銘の真偽、作者への帰属を鑑定・認証するものではありません。
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