编号 106971360

剑 - 玉钢 - 日本 - Early Edo period
编号 106971360

剑 - 玉钢 - 日本 - Early Edo period
迫力ある平造りの姿に、躍動感あふれる「濤瀾乱(とうらんみだれ)」の刃文を焼いた一振り。
江戸時代初期から中期(新刀期)の作と見られる、身幅が広く堂々とした小脇差です。打ち寄せる波濤を思わせる刃文が特徴で、銅(あかがね)製の鎺(はばき)を伴う白鞘に収められています。無銘ながら力強く印象的な姿をしており、平造りの刀身は手にした際に独特の存在感と気迫を放ちます。実用性と鑑賞美を兼ね備え、懐刀としての護身用や、武士の格式を示す品として、当時の武士が身近に置いた刀の姿を今に伝えています。
Form, Workmanship and condition
研ぎによって刀身の美しさが十分に引き出されており、状態は極めて良好です。地鉄(じがね)は細かく詰んだ板目肌を基調とし、所々に杢目(もくめ)が交じって肌が立ち(肌立つ)、微細な地沸(じにえ)が全体を覆うことで味わい深い質感を呈しています。刃文は、大きくうねる「のたれ」を基調に複雑な「互の目(ぐのめ)」が交じり合い、波頭が砕け散る瞬間を彷彿とさせる鮮やかな「濤瀾乱(とうらんみだれ)」の様相を呈しています。刃縁(はぶち)には粗めの沸(にえ)が群れ(むら)をなして集まり、光を受けると鏡のように明るく澄んだ輝きを放ちます。刃中には砂流しや金筋のような働きが激流のごとく縦横に走り、その劇的な表情は見る者を強く惹きつけます。身幅がしっかりとあり、反り約1cmを帯びた「平造り」の姿です。平造り特有の刀身の幅広さと、適度な曲線の組み合わせが美しく、小脇差でありながらも非常に力強く迫力のある面持ちを形成しています。
The mounting
刀身は、木目の美しい味わい深い白鞘に収められています。銅一重(どうひとえ)のハバキが装着されており、その落ち着いた古色を帯びた風合いが、刀身の持つ堅牢で力強い魅力を一層引き立てています。
Specifications
種別:小脇差
銘:無銘
時代:江戸時代初期~中期
造り込み:平造
刃長:36.6 cm
反り:1.0 cm
元幅:29.8 mm
元重ね:7.1 mm
目釘穴:2個
重量(刀身のみ):340 g
Registration & Legal Documentation
当店で扱うすべての刀には、日本政府が発行した公式の登録証(銃砲刀剣類登録証)が付属しています。この登録証は、日本国内において刀身が適法に登録されていることを示すものです。輸出時には日本政府への返納が必要ですが、輸出手続きもすべて当店が対応します。なお、この登録証は刀工や銘の真偽、作者への帰属を鑑定・認証するものではありません。
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