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1891年(明治24年)刊『都の錦』所収の多色木版画、単葉1枚です。左下に「松渓」の落款と朱印があり、山田松渓の図と推定されます。 木立の傍らに立ち、首を上げて鳴く鹿を描いた作品です。枝角や斑点のある毛並みを細やかに表し、力強い樹幹と足元の草、上方に垂れる藤の花を組み合わせています。淡い彩色と広い余白が、静かな林の空気を感じさせます。 同画集『都の錦』は、オランダ・アムステルダムのアムステルダム国立美術館(Rijksmuseum)にも所蔵されています。所蔵番号:RP-P-2005-531。 寸法は約24 × 32 cm。画集本体・表紙・奥付は付属せず、単葉での出品です。1891年は画集の刊行年で、本紙の実際の摺年は未確認です。 中央に縦折れがあり、全体に経年のヤケ、薄汚れ、シミ、擦れが見られます。特に右下付近には褐色のシミがあります。縁にも傷みがありますので、掲載写真で状態をご確認ください。 額は付属しません。
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日本艺术